2010年12月アーカイブ

ここ2ヶ月間、「読書日記」のようなブログを記している。

あまり目立った動きは感じなかったけど今年は「国民読書年」だそうで、それに
かこつけてサプリメントの錠剤でも摂取するみたいに読書してみた。

そんな中で、Pfizer製薬の青い稲妻のように、読後もしばらく興奮が収まらず、
身体の芯に鮮烈な印象を残したのが朝吹真理子さんのデビュー作『流跡』である。
とにかく不思議な作品だ。

小説の冒頭と末尾に現れる「しかしどこへ――」という問いかけ。

主語はない。主人公は人なのか、そうでないのかも分からない。あるときは舟頭、
またあるときは舞人に。そうかと思うと人殺しの過去を持つ男や、わが子の発話の
遅れを気にする父親になったりする。

渡し舟に揺られていたかと思うと、USBメモリや携帯という文字列に出くわす。
時代も、舞台もいつなのかは分からない。

なのに、物語はゆるやかに流れ、断片をつなぎ合わせたようには感じない。それは、
寺山修司のアヴァンギャルド映画のようでもあるし、作者が咀嚼した後の朔太郎の
詩の数編にも遭遇する。

この小説を読みながら、灯りをつけたまま眠りに落ちた夜があった。目覚めると、
おぼろげに話の続きの夢をみた気がした。いくら思い出そうとしても、夢またはこの
中篇のどの部分なのか判然としない。でも、たしかにわたしは『流跡』の中にいた。

記憶という、私たち脳の中の不可視的な仕組みを文字にしたためたような作品。
音読してみると、おそらくは母胎に伝わってきたような、プリミティブな響きにはっと
させられる。

2010daruma 00.JPG

 

この年の、高崎だるまの流れてきたあとをたどる。


Yahoo!オークションでは高値が付いた。

2010daruma 01.JPGカレーライスに添えられた。

2010daruma 02.JPG群響の、マエストロに抱かれた。

2010daruma 03.JPG金銀をまとった。

2010daruma 04.JPG南アフリカに熱狂した。

2010daruma 05.jpg政局を傍観した。

2010daruma 06.JPG行きずりの恋もした。

2010daruma 07.jpg受験生にエールを送る。

2010daruma 08.JPG大晦の代々木の杜でayumi hamasaki OUNTDOWN LIVEに並ぶ。

2010daruma 09.JPGそして行く年・来る年。

2010daruma 10.JPG彼らは時にとどまり、まどろみ、しかしおとろえることがなく、大もとの
流れからはみだしては帰り、流れてゆく。しかしどこへ――

 

◎恒例の『少林山だるま市』は1月6~7日、夜通しで開催。詳しくは・・・
 http://www.takasaki-kankoukyoukai.or.jp/pdf/syourinzan.pdf

これといったイメージが湧かない、どこにあるのか分からない、美味いもん
とかなさそう、寒そう、遠そう・・・

鶴舞うカタチの県境から一歩出ると、そんなふうに言われる群馬県。
キャンパス生活で、出身県を訊かれて正直に言えなかった群馬県。
九州にあると本気で思っている人もいる群馬県。

都道府県ブランド力調査の結果に一喜一憂(というよりずっと撃沈気味)、
そして何とかせねばと躍起になってもいる方々を、ただただ傍観している。

そんな数字などに、自信を喪失してしまうほど柔にここに暮らしているわけ
ではない。

地元でしか味わえないもの、また気づかないけどもっと誇ってもよさそうな
もの、羨ましがられそうなもの、まずは「ある」ものにあらためて目を向けて、

来年、全国的な観光キャンペーンを迎えるこの機会に、群馬・高崎の魅力を
可能なかぎり発信していきたい。

psg2010-17.JPG全国100万人以上の会員を擁するNTT東日本のFLET'S光メンバーズクラブ。
大都市中心の買物・イベント情報などが中心だったサイトに、

東日本エリアで初めての地域密着型ページを創設しようと、今年10月、高崎
から始まったのが「光GunmaHappyタウン」。

家族で楽しめるスポットをテーマに、地元おすすめのグルメやレジャー、買物
スポットを紹介、サイトから特典ページをプリントして持参すれば各種サービス
が受けられる仕組みだ。

当協会会員からも約30店舗が協力、また季節ごとの県内周遊ルートも随時
掲載しており、第1弾として榛名神社から少林山、観音山をめぐる「榛名パワー
スポットめぐり」が紹介されている。

サービスを運営、管理するNTT東日本群馬支店のスタッフの方々も、Happy
タウンライフを楽しんでいらっしゃるようで、その様子はスタッフブログからも
伺える( http://hikarihappy.gunmablog.net/ )。

◎NTT東日本FLET'S光メンバーズクラブ
 光GunmaHappyタウン
 https://flets-members.jp/pub/pages/gunma/index.html


psg2010-18.JPGこの夏、プレ群馬DCに合わせて高崎駅構内に観光案内所Visitor Centerが
オープンした。JRと群馬県観光国際協会、高崎観光協会が案内業務を担当、

群馬の玄関口である高崎駅を降り立った方々に、県内全域の観光情報を
提供している。

そんな窓口では、地元名物の「高崎だるま」がお出迎えしている。ちょっとした
遊び心で、季節や近々のイベントにちなみ、迎えるだるまも時々替えている。

師走に入ってからは干支のだるま。「行く年・来る年」をテーマに、今年の寅と
来年の卯の2体が旅人に微笑みかけている。

これまでにも音楽祭に合わせて「オーケストラだるま」(吉田だるま)、秋の
アートシーズンには「デザイナーズだるま」(今井だるま)などが登場、次は
受験生を応援する「合格だるま」を用意する予定だ。

このコーナーを携帯メールで撮影していく姿も見かける。

「高崎駅を降りたら、ホントにだるまがいっぱいだったよ・・・」
そんな土産話のきっかけにでもしていただければありがたい。

psg2010-19.JPG地域ならではのユニークなイベント、美味しい食事スポット、ご当地限定の
ブームなど、地元の事は、地元の人に訊いてみるのが最も確かだ。
でも、誰に訊いたらよいか・・・・。

そんな地元発の口コミ情報を発信するブログサイトがいよいよ始動する。

4月に発足した高崎市体験観光づくり研究会のサイト「たかさきあそび」では
今後、まち歩きや体験プログラムを発信していく。ブログサイトはこのサイト内
の一コーナー。

高崎の観光シーンをリードする5人がブログを担当する。その顔ぶれは、

一昨年まで「高崎まつり」の実施本部長を務めたこの研究会会長の宮川さん、
「高崎パスタ」を知り尽くしたキングオブパスタ実行委員長の清水さん、
街なかで開催された「熱血!販売甲子園」の仕掛け人で学生の友光さん、
「ラジオ高崎」でほんとに美味しそうにグルメレポートする武井さん、
榛名の魅力を多面的に発信している星田さん           の5名。

今後、群馬・高崎の旬を先取りするなら、このサイトは必見となろう。

◎たかさきあそび
 http://www.takasakiasobi.jp/


慈悲の眼差しで私たちを見守る観音様、
街の平穏に睨みを利かすだるまさん、
幽玄の杜、霊験あらたかな榛名神社。

そんな類希なパワースポット群に囲まれ、高崎は来年の大型観光企画、
群馬デスティネーションキャンペーンを迎える。

 

高崎パスタの人気店、「スパゲッティー専科はらっぱ」社長の岩田さんには、
もう半年以上も会っていない。

といっても月に数回は本店か事務所近くの中央店に通っているから、疎遠に
なっている感じはしないでいる。

岩田さん、ようやく完成したセントラルキッチンで、とにかく毎日、パスタソース
作りに専念しているらしい。

   「正常に戻したい・・・」

先日、何気なくかけてみた携帯電話で岩田さんが漏らした一言が、ずっと私の
頭の中を往き来している。

psg2010-15.JPG今年9月、プレ群馬DC期間中に高崎青年会議所により開催された、市内の
パスタ店の頂点を競うイベント『キングオブパスタ』は、当初の予定を大きく上回る
来場者があり、この街のご当地グルメの可能性を県内外に知らしめた。

イベントの模様は各種メディアでも多数取り上げられ、また優勝店のメニューは
コンビニで商品化されるなど、「パスタの街 高崎」の勢いは一向に収まらない。

この『キングオブパスタ』に、岩田さんの「はらっぱ」は今回参加を見送っている。
理由は聞いていない。

なのに、である。イベント後の同店が凄いことになっている。

週末の本店は、開店直後から満席で、店の前には少なくとも10数人が席が空く
のを待つ行列ができている。満車の駐車場に目を向けてみると、その多くは県外
ナンバー。

岩田さんの話では、ここ1年は有料広告を出していないから、ブログなど口コミでの
来店であろうとのこと。

そういえば、先月も深夜番組で高崎出身のモデルのJOYと腹話術のいっこく堂の
トークシーンでもこのお店のことが触れられていたらしい。そんなありがたい話を
岩田さんは人づてに聞いている。

psg2010-16.JPG昨年秋の銀座の老舗デパート催事に初出店した同店へは、その後催事担当者に
再出店を熱望する投書まであったという。

その他にも都内の複数の百貨店から出店オファーがあるにもかかわらず、岩田さん
は返事を保留している。

好評で売れるのであれば諸手を挙げて喜びたい、というのは、あまりにも安易な
思考回路なのかもしれない。

「正常に戻したい」という岩田さんの言葉は身の丈に合わせて、お客様、店舗スタッフ
ひいては高崎パスタ全体の今後を思っての一言なのに違いない。

ただ、その言葉の後には、「来年のDCには間に合わせたい」と続いた。
何のことかは分からない。でも、何か企んでいるはずである、この人は・・・。

 

◎スパゲッティー専科はらっぱ
   http://www.harappa.co.jp/
 岩押本店 高崎市岩押町18-6 ℡ 027-325-2418
 駅ビル店 高崎市八島町222  ℡ 027-322-5455  高崎駅ビルモントレー5F
 中央店  高崎市鞘町20-1      ℡ 027-326-1136  高崎鞘町ビルディング1F

 

psg2010-12.JPG『食べるラー油』を皮切りに、ご当地調味料ブームとなった1年、その勢いは
まだまだ収まらなし、桃屋の食べラーはまだなかなか買えない。

ささやかではあるが、高崎でも今年ブレイクしたご当地調味料がある。それが
倉渕の下平農園のオリジナル商品「下平さんちの辛みそ」。

先日、倉渕のはまゆう山荘に伺った際、フロント前の地元産品コーナーには
「只今入荷待ち」との札が下げられていたのが同商品の枠。

先月、朝日新聞群馬版で紹介されて以来、品薄なのだとか。昨日街なかで
行われていた月例の「昼市」で下平さんの奥様にお会いしたところ、

この記事が同紙ネット版にも掲載されていて、全国からの注文も途切れない。
自家製なので作れる量が限られていて、大変やら、嬉しいやら・・・とのこと。

物産担当者として、そんな嬉しい悲鳴に思わずニンマリしてしまった。

psg2010-13.JPG地産地消の流れで農産物の生産、加工、販売を一貫して行う『第六次産業』と
いう言葉をたびたび耳にするようになった。

北関東最大の果樹生産エリア、榛名の里見地区でもこの動きに敏感に対応
している。

梨やプラム、ラ・フランスなど高品質な果物の栽培を手がける山木農園さんが
果樹園内のジェラートショップ、Albero.を開店したのが今年の秋。

焼き菓子や小物など、ジェラートに限らずユニークな商品を可愛らしく並べた
店舗は地元ミニコミ誌等でも取り上げられ話題となった。

そんなAlbero.さんが10月に発売した「里見梨のドレッシング」が読売新聞の
群馬版で紹介されたのが同月中旬。ちょうどその日の午後、同店に伺うと

忙しげに電話で道案内する山木さんがいた。同商品はその日に完売。こちらも
同紙のグルメサイトで配信され、しばらく入荷待ちとの対応が続いた。

その後、梨以外のドレッシングや限定数量のジャムなども発売し、店頭に並ぶ
と即完売というサイクルが定着している模様だ。

psg2010-14.JPG過去にない『猛暑』はさまざまな場面に影響を及ぼした。
2010年夏期の「観光客減」の理由としてもいろんなところで便利に使われている。

そんな中で売れたのが創業430年の味噌の老舗、糀屋さんの「甘酒」。
夏の季語でもあり、江戸時代は街道の夏の滋養飲料として供されたエピソードに
ちなみ、

同店では高崎の街歩き客らに好評となった。このシンプルで伝統的な飲物は
口コミで広まったようだ。同店の甘酒は地元紙やTV、また民放キー局のニュース
番組でも紹介された。

「猛暑」、「酷暑」といった巷の逆境を商機と捉える老舗の心意気に、商都・高崎の
頼もしいDNAを感じずにはいられない。

全国からの来県が期待される来年の群馬デスティネーションキャンペーン。
お土産をお求めになる方へ、せっかくなら、地元でしか買えない、または地元でも
なかなかめぐり合えないとっておきの商品をおすすめしたい。

このブログが、そんな方への手助けになれば、と思っている。


◎下平農園
  高崎市倉渕町水沼1378-1  ℡027-378-3236


◎山木農園 Albero.(アルベロ.)
  高崎市下里見町1701-1  ℡027-343-2670
   http://yamakifarm.exblog.jp/

◎糀屋
  高崎市問屋町2-10-4  ℡0120-125-028
   http://www.komenohana.com/


  ・・・雑誌やらコップやらがつまれて曇ったガラスの小さなテーブルのすきまに
    ポカリスエットをそっと置く。白いのか甘いのかみればみるほどわからなく
    なる小さな塔には、なにがつまっているのかわからない。・・・

幻冬舎から今月創刊された文芸誌『GINGER L。』。女性誌『GINGER』の姉妹誌の
ようで、そういう世代の読者層を想定した人気作家によるレディコミ系の小説が
ラインナップされている。

そんな中の一編が川上未映子さんの『ポカリスエット』という短編。彼氏の部屋で
ふたり戯れるシーンで(演出の)小道具として登場するのがポカリスエットの多分
500mlペットボトル。

psg2010-08.jpgこの白いのか、甘いのか、どう表現していいか分からない飲物には、アスリートの
経験がないものでも、真夏の営業中のオアシス、深酒の翌朝の自販機前など、
人それぞれの思い出の風景があるはずだ。

案外印象に残っているのがCM。ZARDをBGMに初々しい一色紗英さんが映る90
年代のそれは自らの思春期とも重なる。

綾瀬はるかさんのバージョンは、オジサン世代に足を踏み込んだ頃。躍動感に
満ちたその映像は鮮明に脳裏に焼きついている。

psg2010-09.jpgそんな世代を超えた語らいにぴったりなスポットが高崎にある。高崎市の東端、
高崎インター近くに構える大塚製薬高崎工場では主にポカリスエット500mlペット
ボトルを製造している。

シアタールームなど工場見学ルートも完備し、何より圧巻は併設するポカリスエット
ミュージアムだ。

同製品の製造過程や歴史、環境に配慮した取り組みなどが展示されているほか、
歴代CMタイアップ曲の視聴もできる。

実際にも大手旅行会社のツアーでも行程に組み込まれており、訪れた方は出来
たてのポカリを味わえる。これが格別。ポカリファンになること必須な施設でもある。

psg2010-10.JPG高崎でも榛名湖や神社、梅林などが位置する西部エリアはこれまでも観光ゾーン
として活用されてきたが、この大塚製薬などがある東部もこれから期待できそうだ。

同工場から南に車を10分ほど走らせると、国道17号沿いの埼玉県境に姿を現す
のが「ガトーフェスタハラダ」の本社兼工場。この時期、お歳暮やお年賀のラスクを
買い求める客で埼玉県側からも車が連なる。地元では「ハラダ渋滞」と呼ばれる。

特に10~5月はホワイトチョコレートでコーティングした「ホワイトラスク」が人気。

この商品の製造が始まると、辺りはフランスパンとバターの香ばしい香りから、甘い
チョコレートの香りに変わる。地元でしか味わえない"季節の移ろい"でもある。

psg2010-11.JPG毎朝、新聞2紙に目を通し、朝食の準備に取りかかる前に楽しみにしているのが
この風景。アパートの3階から東に向かって撮った1枚。

午前6時頃。窓の向うに広がるのは佐藤晃一のグラフィック作品を想起させる見事
なグラデーション。

少し前までは森永製菓新工場の予定地あたりに数基のクレーンも見えた。
工場の完成は、来年8月とのこと。


◎大塚製薬 高崎工場
  http://www.otsuka.co.jp/company/production/factory/tour/takasaki/index.html

◎ガトーフェスタハラダ
  http://www.gateaufesta-harada.com/

◎高崎駅からガトーフェスタハラダへは、タクシーが便利!
 駅から観タクン 高崎駅発着「人気のラスク・ガトーフェスタハラダコース」
 http://www.jreast.co.jp/tabidoki/taxi/takasaki/index.html
 当日申込み可、1台2時間5,800円で巡れます。


psg2010-03.JPG読んでいるだけでもご利益ありそうである。

鈴木京香さんのマーメイドドレス姿が真白く眩しい表紙の小学館『和樂』1月号では
新年特集「清新なる神社へ」として全国の神社が紹介されている。

その中で、伊勢神宮、出雲大社などと並び掲載されているのが高崎の榛名神社だ。
旅人は女優の中谷美紀さん。

初めてこの神社を訪れた中谷さんが、本殿へと向かう参道を歩を進めながら、この
緩やかな道を信心深く辿った先人たちに思いを馳せ、自然が成した岩々や慎しく水を
落とす滝、壮麗に連なる社殿に気持ちを清められていく。


 「人が祈る気持ちは尊いものですね。日帰りでこんなにいいところに来られるとは
  思いませんでした」

8ページにわたる榛名神社の特集は、中谷さんのこんなコメントで締めくくられている。

psg2010-04.JPG確かに、都心からであれば日帰りでも来られる異空間、別世界。

来年7~9月に群馬全県で開催される「群馬デスティネーションキャンペーン」(群馬DC)
に向けて、高崎観光協会等で作製したルート提案冊子『上州の旅に+α』では、この
榛名神社を軸に榛名湖、少林山、観音山への周遊をお薦めしている。

それは高崎に"来て"というより"お立ち寄り"を提案している。都心からの日帰りでの
温泉旅行や県内各地の観光スポットに出かける方に、この時期のこのルートは格好の
+α、アクセント付け、上州の旅により深い印象を残すことができるはずだ。

『+α』では、このルートを団体、カップル、ファミリー、女性グループ別にそれぞれ
異なる楽しみ方、食、体験を紹介。『和樂』で紹介された神社近くの囲炉裏の郷土料理の
お店「魚籠屋」も掲載している。

psg2010-05.JPGまたこの冊子は今年夏のプレ群馬DC期間から大手旅行会社や旅行雑誌記者への高崎
市内の素材売り込みの際の資料としても活用しており、

近いところでは『旅の手帖』1月号「47都道府県・新年の運気upパワースポット」に、群馬で
唯一この榛名神社が紹介されている。

さらに『旅行読売』1月号「初詣で・開運スポット」特集では、まさに冊子の提案ルート
どおりに、少林山~キッス道祖神(榛名)~榛名神社~榛名湖のモデルコースがまるまる
1ページ掲載されている。

psg2010-06.JPGこの時期なので、少林山達磨寺近くの御菓子司微笑庵さんの『ちごもち』も紹介いただいた。
県内特産のいちご「やよいひめ」の大ぶりな果実だけを使った季節の限定商品で、今年は
収穫が遅れ気味のところ、店主の宮澤さんには同誌に合わせて発売してもらった。


と、これら誌面は広告料を払って掲載したわけではない。にもかかわらず、こうして大きく
取り上げていただけるのは、やはりパワースポットの恩恵なのかもしれない。

psg2010-07.jpg◎御菓子司 微笑庵(みしょうあん)
 高崎市剣崎町1038-4
  ℡ 027-343-3026
 http://misyouan.gunmablog.net/
  http://www.misyouan.com/

今年7~9月にJRグループと県内自治体により行われた大型観光企画「プレ群馬
デスティネーションキャンペーン(プレ群馬DC)」の成果を検証する記事が、ここの
ところ連日各紙群馬版等に掲載されている。

「猛暑でも観光客微増」(朝日12/3)、「猛暑の中で一応の成果」(読売12/3)、
「観光客数 前年並み」(日経、同見出しで上毛12/1)といった一定の成果が伝え
られる一方、

「目標掲げ、戦略見直しを」(毎日12/1)と浮き彫りになった課題を指摘するもの
もある。

また、草津温泉は最近公表された全国の温泉地アンケートで過去最高の2位を
獲得しているが、プレDC以降はその反動により予約が低調(日経12/14)、また
同キャンペーンの効果も今一つ(読売12/15)とのこと。

そんな中、来年の群馬DC本番に「パワースポット群馬」を掲げたらどうかと提案
していたのが毎日新聞群馬版で県内支局の記者が持ち回りで担当するコラム欄
『冬風夏雷』(12/12)。

先週の同欄を担当された記者が高崎の榛名神社にドライブに出かけ、そこで
地元名物店の話や県外からの自家用車、大型観光バスの光景を耳にしたり、
目にしたりし、パワースポットのエネルギーを全県的な観光振興につなげては
どうかと記している。


psg2010-01.JPG高崎市と(社)高崎観光協会でも、来年の群馬DCに向けて、期間中のおすすめ
ルートコースを1本、重点的に提案している。高崎市物産振興協会でもコース上の
スイーツや伝統工芸品、食事、工場見学先など、ささやかながら協力しているが、

そのコースは榛名神社はもちろん、"群馬・上州のパワースポットめぐり"とも
呼びたくなるようなもの。聖地のパワーを存分に浴びたような連日売切れだったり
全国的にメディアで話題になっている当協会会員の繁盛店も探訪できる。


ただ、空前のパワースポットブームは、周辺道路の渋滞なども招いているのも
事実。「観光地」として成長していく中で避けて通れない現象でもあろう。

そんな状況の解消に、何もしていない訳ではもちろんない。
2次交通メニューも近年整備しているし、地元の各観光窓口でも、お越しになる
方に最大限のご案内を心掛けている。

また、単なるブームに終わらせまいと、この好機に榛名神社を軸にした周遊や、
季節ごとのルート提案、各種メディアと協力しての情報提供なども進められている。

何より、高崎に
訪れる機会があれば地元の人にもぜひお声かけいただきたい。また、これから
訪問されるなら、観光協会なり地元のスペシャリストたちに問合せを。みな、
それぞれのセールスポイント、他では聞けないエピソードを語ってくれるはずだ。

パワースポット群馬―――

来年7~9月に開催される群馬DCに向けての当協会の取り組みを、数回にわたり
紹介したい。


psg2010-02.JPG◎高崎駅から榛名神社へは、当日申込み可のタクシーが便利!
 駅から観タクン 高崎駅発着「パワースポットの最高峰・榛名神社コース」
 http://www.jreast.co.jp/tabidoki/taxi/takasaki/index.html
 榛名神社をはじめ、たまご市場卵太郎さんほかを1台3時間8,800円で巡れます。

 

デジャヴな街へ、ようこそ!

「中高生盗作相次ぐ 詩や短歌安易にネット引用」

本日(12/14)付けの読売新聞群馬版の記事から。

中高生が参加する詩や短歌のコンクールで、インターネットからの盗作による
受賞取り消しが全国で相次いでいるという。

群馬県内でも県立文学館の短歌賞や前橋市が主催した青少年対象の詩の
コンクールなどで盗作が発覚、想定外の事態を招いている。

こうしてブログ原稿を作っていても、インターネット無しでは不便なのも確か。
物産担当者も苦手な郷土史や経済のことを記そうとする時は、観光協会の
サイトやウィキペディアなどをコピペすることも結構ある。

そんな中、昨日倉渕の東善寺の村上住職さんからメールが届いていた。
当ブログで1月に掲載した小栗上野介の記述(1/26付)についてのご指摘、3点。

どこかからか、信頼できそうなサイトからコピペした文章だったが、史実と異なる
点を丁寧な説明と併せてお知らせいただいた。

以前から何かとお世話になっている村上さんだが私がこのブログを担当して
いるのは知らかったようだ・・・。


先月、ある会員さんが事務局を訪れ、「このサイト、見て」と私のPCの検索画面
から手際よく該当ページにアクセスしてみせた。

すごく似ている、うちの協会サイトのあるページに。
っていうか、言い回しとかレイアウトとかそのままだし。

このページ、サイト立上げの時にウェブ会社の担当者さんと試行錯誤しながら
作り上げたもの。会員さんの軌跡を記録した、ささやかながら自慢のページ
でもある。

何となく、企画者冥利に尽きるな、とニンマリしてしまった。と、そんなお人好し
なことを言ってばかりでも居られない。

パクっちゃったと思われるページは、当協会と比較できないほどの事業規模、
年間予算だった100倍近くはあろう観光団体のもの。中高生が大人の作品を
借用してしまうのとは訳が違う。

今どき変テコなミッキーマウスやシュレックがお出迎えしてくれるテーマパーク
があった某新興富裕国だって、ここまで直球な事はもうしないと思う。

また、「観光」の面から考えても、そんな所にヨソの人は魅力なんて感じ得ない
だろうし、わざわざ行きたいという衝動にも駆られる筈がない。

藁にも縋る思いで広告代理店やら有名コピーライターに大金を払ったとしても
彼らの全国総ファストフード的な街並み形成を手助けするに過ぎないだろう。

ただし、お気の毒なのはそんなコピペみたいな事業の費用を間接的に負担する
そこに住む人たちであることにも早く気付いたほうがいい。

少々ヒートアップしてきたので一息入れる。

コピペみたいな仕事も大胆に開き直ってしまえば、それはそれで良いのかも。
徹底してコピペ。

名付けて「"デジャブの街"プロジェクト」。

デジャヴ-既視感。
実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じる
ことである(Wikipediaよりコピペ)。

パンフレットも、看板も、HPも、ご当地料理コンテストも、街なかイベントも、みんな
どこかで見たことあるように仕上げてみては?それらのルーツをたどるだけでも、
机上の日本全国各地への時空を超えた旅が楽しめそうだ・・・。

乱文のおしまいに、"デジャヴな街"のサイト担当者様へ贈る言葉。

  
   どんなアイデアでも、自分でつくってみてはじめて自分の一部になる。

   個性の入らない技術は価値の乏しいものです。

   模倣は、元が枯れると、こっちも枯れてしまう 

                                  『本田宗一郎語録』より