榛名神社のパワースポットブームによる参拝者の急増は、高崎の榛名地域の
各所に波及効果を見せている。
神社からさらに先に上った榛名湖畔は夏の定番風景となっているトテ馬車が
フル稼働。その間をレンタサイクルに乗った初老の夫婦が颯爽と走り抜けていく。
平日にもかかわらず今日のロープウェイは満杯の乗客をのせ榛名富士を登る。
山麓の果樹園も県内外から新鮮な梨を求めるお客さんで大賑わいだ。里見地区
の梨園では、店先で採れたての幸水梨を頬張る家族の微笑ましい光景がそこ
かしこで見られた。その前を宅配便の集配車が数分置きに通り過ぎていく。
と、この風潮に首を傾げる向きもある。でもいま、時間があるならこのエリアに
足を運んでみて欲しい。最近の新聞やTV報道のトップを占める先行き不安な
ニュースなど忘れてしまえそうなほど、エネルギーに満ちた雰囲気に浸れるのは
確かだ。
高崎市内でも観光交流ゾーンに位置付けられる旧榛名町の榛名湖、榛名神社、
里見の果樹園。この各エリアを一体的に売り込もうと、最近ユニークな活動を
展開しているのが「はるなフルーツタイムスの会」。
榛名湖畔や神社の観光関係者や果樹栽培農家の若手有志からなるグループで、
榛名さん(榛名湖)、そば天狗(榛名神社)、梨之助(果樹園)といった特産品や
名所にちなんだオリジナルキャラクターを設定し、最近ではこれらを楽しく巡る
スタンプラリーや既存イベントの場を借りてのPRに励んでいる。
そんな活動が、明日NHKテレビの昼の情報番組「いっと6けん」で紹介される。
これまでにも地元紙やタウン誌でもたびたび取り上げられてきたこの会だが、
果樹収穫の最盛期を目前に、いっそう注目を集めることになりそうだ。
明日の放送では同会事務局の星田さんのガイドでこれまでの各種取り組みの
様子が紹介される。その中で、当協会会員の果樹園・富久樹園(fukujuen cafe)
ログハウスでの活動風景も盛り込まれる予定。
富久樹園さんは里見の果樹園のど真ん中に3年前から季節限定のカフェを開店、
品質の高さでは定評がある同農園のブルーベリーや桃、梨を用いたスイーツを
提供している。
一昨年の「高崎まつり」での地元食材コンテスト「第1回テイスト・オブ・タカサキ」で
優勝商品に選ばれたのがこの富久樹園さんによる「フルーツジュレ」。榛名山麓の
小さなカフェの名を一挙に市内外に知らしめることになった。
また、この富久樹園さんのみならずフルーツタイムスの会会員の果樹園では
ジェラートなど新たな商品づくりに取り組む動きがあると星田さんから聞いている。
高崎の物産にとっても、この榛名周辺はその動向にいっそう目が離せないパワー
スポット的エリアといえる。逃すな、この好機。
◎はるなフルーツタイムスの会
http://harunaftimes.com/
◎富久樹園 里山のログハウス fukujuen cafe
090-2750-8626

