最近食べたものの中でいちばん旨かったもの何だろう、と振り返ってみて浮かんだのが、
昨年末の仕事納めの日に「もぎたて完熟屋」さんでいただいた「上州牛のローストビーフ」
だった。
昨年5月末に、高崎の本町にある蔵をリフォームしたこの総菜店は、数々のメディアでも
取り上げられ話題を呼び、この街のいち風景として定着しつつある。その日の総菜を選べる
ランチや20名程度までの宴会にも対応、ひと味違った酒席は好評だ。
上記のローストビーフは同僚ら5人での宴会での一品だったが、地域ブランド面で苦戦中の
群馬の底力を感じさせる、というより希望を抱かせてくれるような料理だった。
その晩、地元食材のバラエティ豊かな料理と地酒『大盃』にすっかり満足して会計を済ませて
いたとき、閉店間際のディスプレーにはまだ数点のスイーツが残っており、ものめずらしさと
いい感じにまわったアルコール勢いでわが同僚たちも外見に似合わずそれらを買い込んで
いた。
以前にもこのブログで紹介したが、完熟屋さんでは昨年秋ごろから地元食材を使ったスイーツ
を展開しており、最近では内容も充実している。この日は同店代表の原さんと、名前は聞き
そびれたがキュートなルックスのパティシエさんがいた。こんな方が心を込めて作ったお菓子
なら、思わず財布の紐が緩むのも頷ける。
そんな完熟屋さんから、新商品スイーツ情報が届いた。今回は同じ本町の茶舗・水村園さん
とのコラボレーション商品。この水村園さんは安政4年(1857)年創業の老舗で、俳人の村上
鬼城や詩人の山村暮鳥らも頻繁に立ち寄ったといわれる名店。土蔵には茶器をはじめ日本
最古の茶葉が眠っているという。
今回発売されたのは同店の有機農法によるほうじ茶を使った「ほうじ茶プリン」。プリンの
さわやかで滑らかな口当たりの後に、ほうじ茶の香りと香ばしさがふんわりと広がり、これまで
にない味覚を実現している。
また、完熟屋さんは市内倉渕町の有機野菜を使った惣菜・スイーツ販売を中心としたお店であり、
安心・安全な食材へのこだわりとしても、お互いのコンセプトが合致していることから、商品開発
に至ったそうだ。
「ほうじ茶プリンは」はもぎたて完熟屋店内での販売で税込み350円。テイクアウトのほか店舗
2階でイートインもできる。中山道宿場の「蔵」どうしのコラボレーション、まだまだ続きそうです。
◎もぎたて完熟屋
高崎市本町8-1
℡ 027-325-7525

