2009年4月アーカイブ

yokoyama.JPG

商品名は、この場では何となく活字にしにくいので、写真をご覧
いただければと思う。

この商品には、写真のお茶の他に、プリンとクッキーがある。
はじめて知ったのは2年前、市内の大手ドラッグストアーだった。

一際目を引くパッケージを手に取り製造者ラベルを見ると、
当協会会員の「ヨコヤマコーポレーション」の文字を見つけた。

この箱を持ってレジに並ぶのは少々気が引ける。
気にはなったものの、その後手にすることなくそのまま年月が過ぎていった。

先週、同社の横山さん(同社社員の皆さんには「お母さん」と呼ばれている。
私も電話のときは「お母さんいますか?」と取り次いでもらっている。
以下「お母さん」と表記)が事務局にいらっしゃったときに一箱
いただいたのが写真のお茶。

お母さんによると、最近タイ人のフライトアテンダントが、この商品を
日本へのフライトの帰りにごっそり買い込んでいくとのこと。

というのも、以前からタイでも販売されていたが、この商品に同国の法律で
販売が禁止されている成分のプエラリアを含んでいることが分かり
流通できなくなった。そんな騒ぎがいっそう話題を呼んだそうだ。

私は観なかったが、最近日テレのニュースでもこのことが話題になった
らしい。

この商品をローマ字でネット検索してみたところ、英国のBBCやDaily Sun紙など
海外の大手メディアサイトに多数ヒットした。
タレントが実際に使用してみて効果を試す企画が結構行われているようだ。

実際の効果かどうか分からないが、お母さんの会社におじゃますると、
いい感じのスタッフの方々がいつも対応してくださる。


ところで、国土交通省観光庁で毎年開催されている『魅力ある日本のおみやげ
コンテスト』をご存知だろうか?

コンテストの趣旨は
・魅力ある日本のおみやげを育成・発掘し、
・地域ブランドの振興を図るとともに、
・おみやげを通して日本の魅力を海外に伝え、
・日本への来訪を促進する 等々 だそうだ。

食品や伝統工芸品など、自薦他薦問わず国内外のだれでも出品できる。
審査員は世界12カ国の「外国人有識者及び観光に造詣の深い日本人有識者」だという。


当協会でもここ何年多数の商品を応募している。
その中に、「クールジャパン部門」というのがあり、お母さんの会社のこの商品も2年連続で
応募したが、一次審査で落選した。

コンテストの後に
「今後とも、当コンテストをご支援いただきますようよろしくお願い致します。」
とのメールが空しく届いた。

審査員の皆さん、次回も懲りずに支援いたしますのでよろしくお願いします。
それから、もう少し現場にも目を向けましょうね。


◎(株)ヨコヤマコーポレーション
 高崎市江木町1637
 ℡027-327-2322
  http://www.yokoyama-corp.com/

家で飲む清酒はほぼ決まっていて、県内の2銘柄と愛知の1銘柄。
その日の気分や肴に合わせて晩酌を楽しんでいる。

先日たまたま全ての瓶を空けてしまい、その日はあいにく近所の
酒屋が定休日だったので、品揃えには定評がある郊外の大型スーパー
でそのうちの一銘柄購入してきた。

やっとありつけた純米酒を口にすると、いつもと違う。
正直、美味しくない。硬質な感じが、喉を滑らかに通らない。
ラベルの日付けも先月のものだから、まだ古くはないはず。

そんな話を、先週末にバーテンダーのKさんにしながら、
考えられる理由を挙げてみた。

まず店内の空調などの温度管理。
それから光の防止。蛍光灯を含めて。
さらに、運送時の状態。
(もしかしたら、自分のその日の体調。) 等々。

確かに、いつも購入するお店は、清酒の扱いには細心の注意を
払われているようで、陳列は最小限、いつも店内はひんやりしていて、
ラベルをなんとか読めるくらいの明るさだ。

「酒に限らず、日本人は自国のものを大切にしなさすぎます。」
と、いつもは冷静なKさんから強い口調でひと言。

特にワインなどいい例。

100年に一度の出来のワインなんていう話は毎年のようにメディアを
賑わせるが、今年の「山田錦」は大豊作なんて話はあまり耳にしない。

11月に日本中でお祭り騒ぎの中飲まれるフランスのワインにしても
地元では決して上等なものとは言われていないらしいが、
航空便の保冷専用コンテナで日本に輸入されたりしている。
エコノミークラスしか乗れない私たちより、いい待遇だったり。

一方で清酒に関しては、トラックの荷台で風にあたりながら運搬されたり、
こだわりの地酒を謳った酒場でも、栓を開けた一升瓶をずらっと
カウンターに並べていたりする。

昨年、本県でも「群馬の地酒」が特許庁の地域商標ブランドの認定を受け、
さまざまなPR活動が展開されている。

清酒の消費量の減少が止まらない中での対策として、県外やさらには
海外にまで売り込もうという動きがある。

確かに、多くの方に群馬の酒の素晴らしさを知ってもらうことは必要だし
一地酒ファンとしてもそう願うばかりだ。

でも、そこに届く酒が、私がスーパーで買ったような状態だったとしたら
どうだろう?

それにはコストもかかり、効果が見えるのがいつなのかといったことが
明らかでないことを承知の上で提案すると、いま一番必要なのは、
単なる販路拡大ではなく、いい酒をいい状態で提供してくれる場を
徐々に増やしていくことではないかと思う。

それは酒だけでなく、農産物やそのほかの食品でも言えるだろう。

そんな思いをだれに向けて言っていいのかは分からない。
もしかしたら、私たち物産振興協会がすべき業務かもしれない。
でも、市町村の一物産振興協会としてはあまりにも無力。

 

タクシー運転手のAさんへ

bussan.JPG

この仕事に携われてよかったな、と思える瞬間は、
むしろ勤務時間外に訪れることの方が多い。

そんな出来事が先日もあった。

仕事の後、ひとりで晩酌を楽しんでからだったから夜の9時近く、
場所はタクシーの車内。ドライバーは私とほぼ同年代のAさん。

高崎駅東口で乗車、自宅の場所を告げて助手席に目を向けると、
当協会が昨年作成した『高崎市の物産』があった。

観光タクシー『駅から観タクン』の導入にあたり、市内のタクシーの
運転手の皆さんにこのパンフレットを配布する機会があったので
その時のものだろう。

このブログ記事のように、駄文を書き連ねることはすごく楽しめる
自分だが、特に初対面の人と話すのは大の苦手。

10分足らずの自宅までの車内は、いつもならBGMのカーラジオ以外は
無音の、静寂な空間となる。

でも、この日ばかりは自分から話し掛けてみた。

ドライバーのAさんはお酒は飲まない(これだけだとその後会話終了だが)
が、大の甘いもの好きとのこと。

お気に入りのお店は?という私の質問に対して挙げられたのが
最近自分も注目しているお店だったので、その後の会話が弾んだことは
言うまでもない。

このAさん、仕事柄毎晩遅い帰宅の際には、
小学校にあがったばかりのお嬢さんに、よくお菓子をお土産にするそうだ。
また、デパートの物産展は必ずチェックするとのこと。

そんなAさん、当協会のパンフ入手後は、それまで知らなかったお店に
休日家族と出かけたり、タクシーの乗客におすすめのお店を教えたり、
客待ちの際に眺めたり、と活用されているそうだ。

なんだかパンフレット作成の企画書の文言に使えそうな
エピソードばかりで、あっという間に自宅に到着した。

支払いの際に千円札2枚を差し出しながら、
「お釣りは取っておいてください」と慣れない一言を使ってみた。


『高崎物産MAP』がもうすぐ完成する。
ドライバーのAさんに真っ先に届けたかったが、会社と名前を控えたつもりが
見つからない。
でも、そんなAさんのようなドライバーは高崎にきっと沢山いるはず。

我が物産パンフレットを指差しながら、
「ここには載ってないけど、もっといい店知ってますよ」
なんて案内してくれるドライバーに出会えたら、高崎の観光はもっと頼もしいもの
になると思う。

◎駅から観タクン高崎
 http://www.jreast.co.jp/tabidoki/chisanatabi/2009sp_takasaki.html

噺家の手ぬぐい

machinaka yose.JPG

「噺家は世情のあらで飯を食い」
なんていう川柳がある。
昨今の景気不安を反映してか、落語ブームが続いている。

そんな中、昨年に引き続き『高崎まちなか寄席』が5月の週末に
4回にわたり開催される。

情報サイトAll Aboutの案内人で、このイベントの企画を担当されている
清水さんからチラシが届いた。

昨年のまちなか寄席千秋楽での『井戸の茶碗』の熱演が記憶に新しい
三遊亭遊雀師匠をはじめ、注目の若手からベテランまで、また多彩な
色物など、今回もまた豪華な顔ぶれ。

そんな内容で席数は50~80席、入場料(当日券のみ)は1,000円!
なんともありがたい企画だ。

個人的に特に楽しみなのが柳家喬太郎師匠がトリを務める第2回。
古典でも新作でもとにかく楽しく聞かせてくれる師匠に、今から
期待が高まるばかり。


ところで、「高崎扇」という紋をご存知だろうか。
国民的人気TV番組『笑点』でおなじみの三遊亭小遊三師匠の羽織に付けら
れているので、見かけたことがある方も多いはず。

元々は高崎藩主の家紋だったが、近代落語の祖といわれる
三遊亭円朝がいたく気に入り、藩主の許しを得て一派の高座着に使われる
ようになったという由緒あるものだ。

小遊三師匠の手ぬぐいがある雑誌で紹介されていたが、この「高崎扇」が
見事に大きく描かれたものだった。


手ぬぐいというと、高崎には創業1897年の老舗手ぬぐい店『中村染工場』がある。
プリント柄の大量生産による手ぬぐいが主流のいま、江戸時代から続く伝統技法
「注染(ちゅうせん)」を頑なに守り続ける県内唯一のお店だ。

昨年のまちなか寄席では、中村さんが提供した手ぬぐいをその場で使って
下さった噺家さんも何人かいた。

中村さんのところでも、以前は噺家さんからの誂えの注文もあったそうだ。
型とか残ってないのだろうか。結構凄いのがあったりするんだろうな、きっと。

控え目な職人だからあまり商売っ気を出さない中村さんだけど、オリジナル「高崎扇」の
手ぬぐい作ってくれないかな、とひそかに期待している。


◎中村染工場
 高崎市常盤町40
  ℡027-322-5202
 http://www.nakamura-some.com/

追記:
冒頭の川柳は、
「講釈師、見てきたような嘘をつき」
に続くフレーズ。
往年の名人、三遊亭金馬の噺のマクラに多く登場する。
私もたまに、見てきたようにこのブログを書いていたりして。。。

 

めんどくさい和菓子

kenjoumonaka.jpg

頂いて嬉しいお土産に、「ききょうや」さん(山梨県)の『信玄餅』がある。

この信玄餅、風呂敷包みのように一食づつうやうやしく包装されている。
それをほどいてもまだ餅菓子にはたどり着かない。

その後がさらに集中力を要する。

きな粉が飛び散らさないようにそっと蓋を開け、小さな容器に入った
黒蜜をできた窪みを中心に注ぎ込み、付属の小さな楊枝でさし、
またきな粉を落とさないようにしながら口に運ぶ。

こう書き並べると、たった一つの餅菓子にたどり着くのがすごく
めんどくさそうだが、一度もそう思ったことはない。
それくらい、楽しい工程だし、満足できる味だからだろう。


ところで、高崎市物産振興協会は現在約100会員、うち3割以上が
お菓子関係。そんな高崎の菓子たちの中で、最も「めんどくさい」商品は
「微笑庵」さんの『嘉祥献上最中(かじょうけんじょうもなか)』だろう。

どころなく古風な雰囲気がする紅色の化粧箱を紐解くと、一つづつ
個包装された最中皮と、缶に詰められた餡が入っている。
それを食べる直前に自分で詰める。
それだけでもユニークだが、すごいのはそれだけではない。

和菓子の命とも言われる餡への店主のこだわりはただものではなく、
宮内庁御買上の丹波大納言を精魂込めて炊き上げられた餡は
それだけでも絶品で、瑞々しい味がする。

通常、最中というと餡がしんなりした皮に包まれている感じだが、
この『嘉祥献上最中』は、皮に香ばしさがあり、またサクっとした食感の
あとに滋味溢れる餡が味わえる。

「職人のつまみ食い」という言葉を店主の宮澤さんが教えてくれた。

作りたてのみが持ち得る風味や食感の状態でいただく和菓子を指すそうだ。
本来和菓子職人の特権だった味を、だれでもどこでも楽しめる
という有難さが、この最中にはある。

一見めんどくさい和菓子。
そのような商品に至るには、口にするお客様に最上の喜びを提供したい、
という作り手の想いが、敢えてそのような形にしているのだろう。


◎御菓子司 微笑庵(みしょうあん)
 高崎市剣崎町1038-4
  ℡ 027-343-3026
  http://www.misyouan.com/

島田幸雄さんのこと。

shimadasan.JPG島田幸雄さん、79歳。
年齢は私の倍以上だが、友人のようなお付き合いをさせていただいている。

自称「後期高齢者」の島田さんだが、いつもその若さに驚かされる。

ギンガムチェックやレザーのジャケットに、色鮮やかなパンツとスニーカー。
ダンディで知られる俳優の藤村俊二さんをイタリアの伊達男風にした感じ、
といえばイメージしやすいか?
そういえば声も似ている。

若いのはルックスだけではない。
話題も人気ドラマから缶コーヒーの新商品、おいしいパン屋のこと
などまで幅広い。
『AKB48』の存在は島田さんを通して初めて知った。

出逢いは2年前、市内での物産展だった。
島田さんが扱うのは、拾ってきた石に絵を描いた人形。
これが緻密で、また遊び心にあふれている。

当時私は、個人的にだるまグッズを収集していたので、『石ころだるま』を
5つ買った。
職場の机の上に飾っていたら、欲しがる人が多く、いまではもう一つも
残っていない。

その物産展のすぐあと、島田さんから電話がかかってきた。
例のものができたからおいで、とのことである。

さっそく伺うと、驚かされた。
5センチ大の石ころに描かれた、群馬交響楽団フルメンバーの人形
80数体があった。
「群響をモデルにしたらすごいのできそうですよね」という私の一言が
すでに作品になっていたのだ。

その後もおじゃまするたびに何かしら驚かされないことはない。

昨年の『全国都市緑化群馬フェア』が始まるときには、マスコットキャラクター
『タカポン』の石ころ人形を300個も作っていた。

新緑の季節には工房屋上の1,000鉢はあるミニ盆栽を見せてくれた。

倉渕地域に114体の道祖神がある、と話したら、115~124番目までの
新作道祖神を石ころで作っていた。

ムンクの『叫び』、ただの模写かと思ったら石ころでできていた・・・等々。


そんな島田さんのお宅には、世間話に訪れる人が絶えない。
いつしか、私もそのメンバーの一人に加わった。

先月の電話も予期せずしてかかって来た。
例によって、何をたくらんできるのかは予測できない。

工房に伺うと、国宝の『阿弥陀聖衆来迎図』をアクリル絵具で再現した額縁が
立てかけてあった。

速筆の島田さんだが、この絵には1月程かかったそうだ。そして、
完成した晩に、偶然にもアカデミー賞の外国語映画賞を『おくりびと』が受賞した。
仏様のご縁かな、と言っていた。

そのとき工房にあった幾つかの水彩画を撮影したものを、新聞記者の方にお見せする
機会があった。
そのなかに、偶然にも記者さんの故郷である青森の「ねぷた祭り」を描いたものがあった。

そんな縁で記事になったのが、先週18日の朝日新聞群馬版に掲載されている。

高崎髙島屋で年に数回開催される『マイ・アトリエ展』にもほぼ毎回声が
掛かるそうで、おじゃますると島田さんのスペース周りにはいつも沢山の人で
溢れている。
そして、見る人の驚きと、島田さんの張りのある笑い声が会場をいっそう明るくしている。

仏像画家の島田さんだが、その姿は救世主メシアのようでもある。

rusk.jpg

JR高崎駅の新幹線ホームに立っていると、必ずといっていいほど
大きなトリコロールの紙袋を持った人を見かける。

今や高崎、というより群馬の定番の手土産となったのが
ガトーフェスタハラダさんのラスクだ。

ハラダさんはもともと小さなベーカリーだった。
それが10年ほど前に発売したラスク「グーテ・デ・ロワ」が評判を呼び
現在では10店舗を展開、都内デパ地下スイーツでも人気店となった。

焼きたてのフランスパンや最高品質のバターで作られるこのスイーツは、
ラスクの概念を変えたとまで言われるほどの上品な味わい。
開発にあたっては試行錯誤の連続だったそうだ。

最近、物産振興協会の複数の会員の方から
「いつかうちもハラダさんのように・・・」といったことばを耳にした。

まちの小さなお店から全国的に知られる名店へ-----.
「アメリカン・ドリーム」ならぬ「高崎ドリーム」と言ったら少々大げさだろうか?

群馬交響楽団は戦後の荒廃した高崎に生まれ、多くの人が無理と思った
地方都市でのオーケストラは欧州の名門音楽祭に招待されるまでになった。

また、地元ボランティア有志がはじめた高崎映画祭は今年23回を迎え、
授賞式のは日本を代表する映画監督や俳優らが参加する。彼らは
自分たちの映画館まで作っている。

ここ高崎はそんな磁力のある街では、と思うことがある。
だから、「高崎ドリーム」はまだまだ続くと信じている。

そんなガトーフェスタハラダの工場見学もできる、お得で便利な
タクシー観光『駅から観タクン高崎』が、今月1日、JR東日本により
商品化された。

同工場や県立公園群馬の森を巡るもののほか、通年コース全3コース
(1台5,800円)、みさと芝桜公園(4月)や榛名のスウィーツ・果物(7~10月)
を巡る季節限定コース(同6,000円)の5コースが用意されている。

高崎駅発着で、みどりの窓口で当日申込みもOK。
各種特典も付いているので、ぜひご利用下さい!

◎ガトーフェスタハラダ
 高崎市新町1207
 ℡0274-40-3330
  http://www.gateaufesta-harada.com/

◎駅から観タクン高崎
 http://www.jreast.co.jp/tabidoki/chisanatabi/2009sp_takasaki.html

sakemanju.jpg週末の高速料金が値下げになったので、関越自動車道
高崎インターチェンジ近くのお店、『角田製菓』さんを紹介します。

筆者の自宅近くのお店なので、たまに寄らせていただきます。
セレクトショップのような外観なので注意しないと通り過ぎてしまいます。

このお店のメニューは、『酒まんじゅう』のみ。
それだけでも店主の自信の程が伺えます。

この酒まんじゅう、家に帰ってから食べるつもりが、待ちきれずに
お店の駐車場で空けてしまうことがよくあります。

お店の扉を開けると、清酒好きにはたまらない本糀の香りと、
微かなまんじゅうの蒸気に包まれます。

蒸かしたての酒まんじゅうは、手にすると繊細なやわらかさですが、
一口かみしめるとしっかりした食感がありそのバランスは見事なもの。

知らないうちに幾つも口にしてしまいます。。。

材料は小麦粉、砂糖、小豆、米糀のみ。
お店のごだわりについては、同店HPをご覧下さい。

◎角田製菓
 本店
 高崎市大沢町231-8
 TEL. 027-353-6006

 インター店
 高崎市西島町92-2
 TEL. 027-352-2141

 http://www.tsunodaseika.com

梅干は生きている

fukushima ume.jpg

先週末、箕郷の福島農園さんのところに伺う機会があった。

今年のはじめに、都内にお住まいの方から電話で「知り合いにもらった
梅干がおいしかったので、どこで買えるか教えて欲しい」という
問い合わせがあった。
その梅干がこの福島農園の『自然食梅』。

そんな話を何人かの雑誌社の方にお伝えしたところ、
『旅行読売』と『食楽』(徳間書店)の2つの月刊誌の読者プレゼントで
紹介いただいた。

あまり知られてないが、群馬県は和歌山県に次ぐ、全国第2位の梅の
生産量を誇る。
中でも高崎市は、箕郷と榛名の各地域に大規模な梅林がある。
箕郷の梅林では、2月末から3月にかけて、それぞれ約10万本の梅の木が
丘一面純白の絨毯のように花を咲かせ、多くの観梅客で賑わう。

福島農園では生梅の出荷ほかにも梅加工も行っており、製品は
近隣の伊香保温泉や大手漬物会社を通して都内の百貨店に卸されている。

この日、同農園代表の福島弘毅さんから読者プレゼント用の梅干を
お預かりする際、とても興味深い話を伺ったので紹介したい。

梅の取り扱いにあたっては、
①常温で保存すれば何年でも食べられる。冷蔵庫は乾くからいけない。
②膨張して弾けることがあるので、密封しない。
とのこと。
特に2点目、「膨張」するとはどういうことか?

福島さんの梅干は、まだ酵母が生きた状態だそうなのだ。

現在コンビニ弁当やスーパー等で多く売られている「調味梅干」は、塩分濃度20%くらい

漬け込み、一度塩抜きして10%くらいまでにする。その際に保存料等を入れることで
発酵を止める。

福島農園では、はじめから10%で漬け込み、天日干しすることで製品になる時は
12%の塩分に落ち着くそうだ。塩抜きはしない。ここが梅干本来の味わいを残す
大事なところで、塩抜きをすると梅の香りや旨みもいっしょに失ってしまうのだという。

また、漬け込みの際の自然の酵母の働きにより、発酵が進むことで旨みが
増す。放っておくと膨らんでしまうのはそのためだ。

たしかに、福島さんの梅干はまろやかで、口あたりが良い。完熟梅の豊かな味がする。
こちらに電話を下さった都内の方にも、こんな普通の梅干とちがうところが
伝わったのだろう。

そんな話を伺うと、この梅干一粒でいっそう健康になれそうな気がしてきた。
確かに、福島さんご夫妻の肌はとてもツヤツヤしていた。

≪お問い合わせ先≫
福島農園 福島弘毅さん


◎福島農園
 高崎市箕郷町金敷平476-2
  ℡027-371-2955
 ※写真は大中小の各種梅ぼしが楽しめるセット1,300円。

caravan.JPGのサムネール画像例のものが入ったという。
今朝、『きゃらばん』の奥さんから電話があった。
心の中で「待ってました」と叫んでみた。

1時間半後、私は同店のカウンターにいた。
そこで出されたのがこの『桜えびのかき揚げ天重』だ。

実家が天ぷら屋だった。
たまに都内に出かる時など、ランチには迷わず天ぷら屋に入る。

店を選ぶ時は、店内から漂ってくる香りで
どんな油を使っているか、揚げの温度は適温か、素材は新鮮か、
といったことを数秒で判断できる自信がある。

ところで、このきゃらばんさんは天ぷら屋ではない。
正式なお店の名前は、『自家焙煎珈琲の店きゃらばん』という。
焙煎豆の販売も行う、街の小さな喫茶店だ。

といっても知る人ぞ知る店なのだ。
そのことは、珈琲に関してほとんど知識がない私が下手なコメントを
書き連ねるより、雑誌『サライ』でも紹介され、大手通販『千趣会』の
バイヤーがプライベートでも注文するというエピソードがあれば十分
ご理解いただけるだろう。

で話は戻り、この桜えびのかき揚げ天重、絶品でした。
天つゆにサッっとくぐらせた桜えびと長葱の天ぷらの揚げ具合は見事で、
素材の良さが口いっぱいに広がる。食後感もさっぱりしている。

マスターの園部氏のこだわりは珈琲豆にとどまらない。

秋には岡山の日生産の牡蠣のグラタン、冬には大間の本マグロの漬け重など、
自らの舌で厳選した素材を使ったメニューを期間限定で提供している。
先月の菜の花のパスタもひと足早い春を感させる逸品だった。

今回の素材の桜えびは駿河湾産で、4月の2週間程度しか水揚げされないそうだ。
そんな貴重な旬をいただける幸せ。

ところで、食べ物には適切な枕詞がある。
美味しい天ぷらはどう表現するか?
答えは「カラっとした」である。
「サクっと」はフライやトンカツなどに用いる。
「サクサクっと」は即席うどんのCMの影響だろう。
「カリっと」した穴子の天ぷらと言われると、ちょっと食指が伸びない。

天ぷらの妙技は、適度に高温の油で素材の余計な水分をとばし、
旨みを最小限の衣で包み込みさっと揚げる、
だからカラっとでないといけない。
人気グルメレポーターや"食通"芸能人の微妙な言葉遣いがちょっと気になる。
言うまでもなく、きゃらばんさんの桜えびの天ぷらはカラっとだった。

このきゃらばんさん、珈琲、食事メニューに加えて、
もう一つおすすめしたい品がある。

牧場に嫁がれたマスターお嬢さんが、その日に絞った牛乳や採れたての鶏卵で
作る「とろーり濃厚プリン」だ。
いつもある訳ではないので、お店で見つけたらぜひお試しを。

きゃらばんさん、本当に"こだわり食材メニューの玉手箱"のような喫茶店だ。
某グルメレポーターみたいなことを書いてしまった。
失敬。

◎自家焙煎珈琲の店 きゃらばん
 高崎市昭和町209
  ℡027-323-4670
  http://www.caravan1976.com/ 

ottoribentou.jpg仕事柄、イベントや会議のときにお弁当を配られることが多くあり、
ささやかな(大きな)楽しみでもあります。

そんな中、スタッフの間で最近特に人気なのがこの『おっ!鳥弁当』です。
鶏肉の弁当は数多くありますが、ここの商品は群を抜く味です。

まずは荒挽きの黒胡椒がアクセントの甘口タレで味付けられた鶏肉を一口。
冷めてもそのジューシーさに驚かされます。

そのからのぞく艶やかなご飯には程よく味がしみ込み、これだけでもいけます。
「べっぴん米」というこだわりのお米を使用とのこと。

その後は、一緒についている山椒をひと振りしていただくと、また違った味わいを
楽しめます。

JR高崎駅前の高崎髙島屋で毎日限定販売しているほか、
5個から配達可、630円(税込み)。

今なら、お花見ランチにもおすすめです。

◎おっ!鳥弁当本舗
 高崎市片岡町2-3-18
 ℡ 027-327-0554
 http://machi.goo.ne.jp/027-327-0554

 

hanataka.JPG

群馬県国際観光協会のツアー商品が発表された。
今回は花をテーマに県内の駅が発着のツアーで5ルート、
平成21年度内に300ルートに拡大するそうだ。

高崎市でも「花とフルーツと田舎料理in高崎」が6月4日(木)に
実施される。高崎駅を起点に、鼻高展望花の丘や梅加工体験、
地元食材の昼食の後、榛名神社、榛名湖を巡る。

有難いことに、このルートでは当協会の長坂牧場(みるく工房tanpopo)
さんを組み込んでいただいている。

高崎駅を中心とする北関東随一のオフィス街から、車で十数分のところに
鼻高展望花の丘がある。

春には菜の花(写真は昨年)、秋にはコスモスが一面に広がり、その先に
上毛三山を一望できるパノラマは圧巻。
県外から来られた方は、都会と自然の風景がこんな身近に接していることに
きっと驚かされるだろう。

長坂牧場はこの花の丘に隣接する牧場。
早くから有機農法に取り組み、その新鮮な生乳から作られるジェラートには
わざわざその味を求めて遠方から訪れるファンも多い。

花のない時期でも長坂牧場でのんびり景色を眺めながら食べるジェラートも
いいものです。

それから、このツアーで榛名神社のガイドにつく小倉さん、
「口先案内人」を自称するユニークな語り口で地元では有名人。
物産に関しても御菓子司おおみやさんの「かりんとうまんじゅう」を
口コミで広めた人物と言われる。
同商品は発売から一年が経つが、百貨店の催事出展時には
連日数十分で完売、今では地元の人でさえ買えないほどの
人気商品となった。
目利きの小倉さんだ。次の注目商品もあるに違いない。


ちなみに、今回のツアー商品のタイトルは「はばたけ群馬観光博覧会」。
個人的には見本市イベント(ex.「愛・地球博」や「世界の蘭展」)
みたいなネーミングにまず驚いた。
「どこの会場でやっているのか」といった問合せが増えるかもしれない。
また300ものルートができるなら「大博覧会」とも言えるだろう。

◎みるく工房タンポポ
   高崎市鼻高町1380
   ℡ 027-310-3011
   http://www.tan-popo.co.jp/
  
◎有限会社おおみや
  高崎市下室田町1068
  ℡ 027-374-0075

 

yakimanju.jpg群馬県観光物産課から、群馬名物焼きまんじゅう店83軒を掲載した
『焼きまんじゅうガイドブック』が発行された。

お店の情報の他にも、県内の観光スポットや粉食文化の紹介など、
眺めているだけでも時間が過ごせる。

編集を担当された方は苦労されたと思うが、きっと楽しい作業だった
ろうな、と感じる内容だ。

高崎市内からは11店舗、また
高崎市物産振興協会からは、『田舎や』さんと『羽前屋』さんが、
掲載されているが、協会には、あと2店舗焼きまんじゅうを
扱っている会員がある。


◎(有)前澤屋本店 下里見町1041 ℡ 027-343- 6685
 ふっくら柔らかい生地がスフレを思わせる、やさしい食感。
 イベントの時などには炭火にこだわっている。
 ここの酒まんじゅうもおすすめ。
 以前は街中にあり、近所の子どもたちにとても親しまれていた。

◎(株)ミトモ 萩原町424 ℡ 027-353-5001
 関越自動車道高崎インターからすぐ。
 意外に思われるかもしれないが、群馬の地粉を使っている
 数少ないお店の一つ。
 ほんのり小麦色に色づいた生地が特徴。浅草にも卸しており、
 都内向けには一口サイズのものを作っている。
 

今回掲載されなかったのは「取材拒否」とか「メディアには一切出ない」
といった理由ではなく、「焼きまんじゅう店」という店舗ではないからだ
そうだ。念のため。

威勢よく啖呵を切ってみた。

本日のニュースで、茨城県土浦市で、江戸時代の手彫りの
仏像12体が盗難にあったと報じられている。
ここのところ仏像の盗難事件が相次いでいる。

理由は覚えていないが、私も小学校のころに円空の作品に
魅了されたことがある。
文庫本サイズの写真集をいつも眺めていた。
教育テレビの仏像特集などは見逃したことがなく、ナイター巨人戦を
見たい祖父とTVリモコンの取り合いになっていた。

収集癖も、ウルトラマンのフィギュアに始まり、企業名入りの鉛筆から
メロンのシール、最近では変わり達磨と、懲りなく続けている。

そんな自分でも先祖代々大切に守ってきたものを盗むという心理は
到底理解できない。

仏像といえば、高崎市には有名な観音像がある。
慈眼院の白衣大観音だ。
高さ41.6m(9階の建物に相当)、重さ6000tの観音様について、
盗難防止策が講じられたことは、私の記憶する限りない。

この観音像を持ち出すには、重機手配や運搬ルート確保、周辺への
騒音防止等綿密な準備が必要になるに違いない。

そんな手間はかけられない、という方に、気軽に手に入る観音様が売っている。
有限会社観音屋さんの『観音最中』がそれだ。

 

kannonmonaka.jpg10本箱入りで787円。小豆、ごま、オレンジ、珈琲、チョコレートの5つの味を
楽しめる。見た目も可愛らしい。
桜が見ごろを迎えた観音山の参道でも売っている。

この観音最中には食べ方がある、と聞いた。
浅草の観音様の線香の煙や巣鴨のお地蔵さんに水をかけるように、
頭であったり、足であったり、食べる時に自分の体の良くしたいところから
頂くのだという。

そんな話を観音最中を食べながら知人にしたところ、
「俺は男だから、どこから食べたらよいか分からない」とのこと。

だるま最中も用意しておけばよかった。

そんな訳で、近日中に「だるま最中」を紹介します。

◎有限会社観音屋
  高崎市中紺屋町22-1
   027-325-2000

今週末は、桜を食べる 

sakura.JPGのサムネール画像

高崎城址周辺の桜もいよいよ見ごろを迎えます。

明日4日(土)から5日(日)にかけて、市役所近くのもてなし広場や
観音山を会場に、『たかさき春まつり』が開催されます。

幻想的な『きつねの嫁入り行列』や津軽三味線ショー、かわいいミニ列車、
華やかな雷舞パフォーマンスなど、イベント大好きな高崎ならではの
バラエティあふれる内容です。

詳しくは高崎観光協会のHPをご覧ください。

今回は、たかさき春まつり実行委員会様のご尽力により、当協会も
物産コーナーに出展します。

全19会員、これだけの協会会員が一堂に会するのは、過去に
例がありません!

今回のコンセプトは "春を感じる品々"。

本当にたくさん集まりました。
担当者としても、出展者からいただいた予定商品リストを眺めているだけで
心躍らされます。

で、タイトルの「桜を食べる」ですが

・みるく工房タンポポさんの『桜のジェラート』、
 長坂牧場の絞りたて生乳使用、桜の花の上品な香りがします。
・松田製菓さんの『桜のクッキー』
 高崎産小麦を素材に数々の話題商品を発売するまちのケーキ屋さんから。
・清芳亭さんの『桜もち』
 老舗和菓子店の伝統の味です。
・JA高崎ハムさんの『桜香房あらびきウインナー』
 桜のチップで燻製したウインナー。生ビールに合います。
ほか

まだまだ増えるかもしれません。
お楽しみに。

awaume.jpg

発泡性の日本酒がブームらしい。
昨年末に県内の酒造メーカーから発売された商品が全国的に
話題になったりもした。


そんな中、市内唯一の蔵元『牧野酒造』から、日本酒ベースの
発泡性梅酒『淡梅』が発売された。


発泡性といえば炭酸ガスを充填した梅酒ソーダは以前からあるが、
この『淡梅』は趣きが全く異なる。
製造上での違いは、酵母が生きている瓶の中で二次発酵をさせて
いるという点。
天然のきめ細かな泡立ちで、当然口あたりも良い。


そして何よりも、地元で朝採りされた生梅や榛名山麓の伏流水といった
素材の良さが五感にストレートに伝わってくる。
この梅酒をはじめて口にした時、これは農産物だと思った。
香料や着色料、甘味料といった人工的なものとはことごとく無縁な味わい。


そんな自然の恵みとの出逢いに感謝しつつ、グラスを傾けていると、

初秋の中欧を一人旅したときに葡萄農園で飲んだ出来立ての白ワイン
友人の結婚式で飲んだシャンパン、確か、ヴーヴクリコの甘口だった
実家の軒先で真夏の天日に照てていた完熟梅の香り。。。

を思い出した。


ヒット商品には新しさの中にどこか懐かしさを感じさせるものがあるという。


この梅酒『淡梅』、ヒットの予感がする。


◎『大盃 発泡性梅酒 淡梅(あわうめ)』  
  720ml \1365(税込み)


◎牧野酒造
 高崎市倉渕町権田2625-1
 027-378-2011
 http://makino-sake.co.jp/

pocari.jpg工場で飲むビールはうまい。
ポカリスエットもまた然り。

今、家族で楽しめる工場見学が人気だ。

関越自動車道高崎インターの近くの、大塚製薬高崎工場では、
随時見学を受け入れている。

ポカリスエットの製造ラインや先進的な環境への取り組みをはじめ、
国内唯一の『ポカリスエット・ミニ・ミュージアム』を見学できる。

歴代のCMソングやVTRの視聴もでき、特に家族で来たお父さんたちに
好評だそうだ。

一通りの見学を終えると、できたてのポカリスエットがいただける。
これがフルーティーでうまい!

最適の温度に冷やされたポカリのペットボトルを手渡す解説員の
表情からは、製品に対する自信と誇りが伺える。

ここで作られたポカリスエットは関東以北に出荷されている。
また、ファイブ・ミニは国内でここだけで作られている。

そこで提案したい。
出張時などに、もし手みやげを忘れたらコンビニへ。
ポカリスエットの500mlPETボトルならだいたいのお店で売っている。

ポカリを受け取った相手は意外な顔をするかと思うが、
製品のことから、高崎の水の良さ、自然の豊富さなど、
話題が広がること間違いなし。

ちなみに、高崎で製造されたものの目印は、ボトル肩に刻印された
「OJT」の3文字。


工場見学のお問合せは
大塚製薬高崎工場 総務課
電話027-353-2116 まで。