ラッキータウン高崎

(2023/11/5)

アートプロジェクト高崎2023

今年もストリートのあちこちにアート作品が展示され、まち歩きが楽しくなる「アートプロジェクト高崎2023」が開催中です。

今回9回目となる都市型アートイベントのテーマは、「響き合う『空間』のダイナミズム」。
県内外の30人の作家が参加し、初参加者は21人。
26点の展示作品のうち、空間を意識した立体作品が12点で、鑑賞する側の感性を存分に刺激します。
コロナ禍で実施できなかったアートパフォーマンスは4組が出演します。

高崎モントレーの壁面を飾るのは、ナカミツキさんの作品。
iPhone画面に指で描いたデータを拡大出力し貼り合わせ、横11メートル×高さ6メートルの壁画にしている。
完成した作品は一見すると一枚の絵のようだが、こまやかな線や面をパーセンテージを変えながら何層にも重ね、質量感や物質感を高めている。

OPAから高崎髙島屋へ続くペディデッキの天井には、今回が4度目の参加となる渡辺香奈さん(高崎市在住)の作品を見ることが出来ます。
過去の作品の延長線上に貼られ、全長25メートルの天井画を形成。
今回は猫をモデルにした4作品をピックアップ。もとになった作品はA4サイズの油絵。

スズラン前のタブノキに、梱包材のPPバンドを柵のように張り巡らす装飾を施しすコンテンポラリーアーティストの中島崇さんの作品。

高崎城址の石垣をバックに、圧倒的な存在感を誇る6メートルを超えるワラの巨大牝牛は、わらアートを各地で制作している松本勇馬さん(高崎市出身)の作品。
協業したボランティアが作成したワラの反物は70枚に上ったそうです。

その後ろの石垣の白壁には、おとぎ話から飛び出したようなお菓子のドラゴンが半身をのぞかせています。
「フェイククリームアート」の第一人者として知られる渡辺おさむさんの作品で、思わず触りたくなるような可愛らしさにあふれています。

それぞれのアート作品には、作家の想いやストーリーが込められています。
詳しくはアートプロジェクト高崎2023HPをご覧下さい⇒こちら

また、作品展示前には作品名等を掲示したボードが設置されています。
一部のボードには透明ケースが備え付けられていて、アートプロジェクト高崎2023のパンフレットが入れてあります。
パンフレットは無料です。高崎の街を散策するときのおともにどうぞ。


出典:ラジオ高崎X(旧twitter)

■アートプロジェクト高崎2023

会場・場所: 高崎中心市街地(高崎モントレー、連雀町ビル、慈光通り、大手前通り)
日時・営業時間: <会期>
10月28日(土)~11月26日(日)

<パフォーマンス日程>
【パフォーマンス』
会場:慈光通りを中心に高崎駅西口街中のいろいろな場所
靴郎堂本店 移動ワークショップ 11月3日(金)~5日(日)
午前10時頃~

会場:高斎駅西口ペデストリアンデッキ
岡本晃樹 11月11日(土)、12日(日)
身体企画ユニット ヨハク 11月25日(土)
髙橋哲人 TETSUJIN - AUDIO VISUAL 11月26日(日)
力石咲「ほどくパフォーマンス」 11月26日(日) 13時~18時の間に随時
お問い合わせ: 高崎アートインキュベーション推進会議 027-322-9195
備考: