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磯崎舞のホリデースイーツ

[第37回]桜舞う春の情景をうつす「鉢の木 七冨久」の期間限定和菓子

寒い冬が終わりを告げ、間もなくやってくる春。毎年この時期に密かな楽しみとなっているのは、桜が満開になる前に桜のスイーツを食べてひと足早く春気分を堪能することです♪

3月に放送した「磯崎 舞のホリデースイーツ」では、群馬県高崎市赤坂町にある「鉢の木 七冨久」から春限定の桜の和菓子をご紹介しました。

春気分を先取りできる♪春色の最中と飴細工

「春便り」は2021年4月初旬頃まで販売予定の和菓子の詰め合わせです。

 

桜の包装紙が巻かれた上品なすだれの折の中には、「さくら最中」と「有平糖(あるへいとう)」が入っています。

 

濃いピンク色と桜の形が可愛らしい「さくら最中」。桜のイラストをあしらった袋の封を切ると、ふんわり桜の香りが漂ってきます。

 

なめらかに練り上げた白餡を細かく刻んだ桜葉入りの最中種に詰め、口の中から満開の桜が広がるような香り立ちと塩気に!1個でしっかり満足感のある味わいで、濃茶と合わせていただきたくなります。

 

蝶々と川のせせらぎをイメージした「有平糖」は飴の一種。曲線が反射して光り輝くさまは、まるで芸術品のような美しさです!「さくら最中」の横に「有平糖」を添えると、ひと目で春の情景が目に浮かびます。

 

凄腕の和菓子職人の手から生まれる伝統工芸菓子「有平糖」

「鉢の木 七冨久」は1917年(大正6年)に創業した、3代続く和菓子店。四季折々の上生菓子は多い時には20種類以上並び、その意匠表現は実に多彩。

 

今も昔も高崎の人の心をとらえて離さない地元に根付く老舗です。3代目の石川久行さんは群馬が誇る和菓子職人で、卓越した技能者が表彰される「現代の名工」に選ばれるなど業界を牽引する存在。

 

なかでも、石川さんが作る和菓子で評価されているのが有平糖。砂糖と水飴を原料とした、作るのに熟練の技術が必要な飴の一種です。ポルトガルから渡来した古くから伝わるものですが、時代とともに伝統技術の継承者が減少。出版や講習会の開催など、有平糖細工の伝承と普及に石川さんは奮闘しています。

 

そんな希少な有平糖は、繊細で壊れやすいため通常はお取り寄せ不可なのですが、今回ご紹介した「春便り」は包装と梱包が特別仕様なのでお取り寄せ可能となっています。またとない機会なので、鉢の木さんの和菓子で春を先取りしてみてはいかがでしょうか。

 

そのほかにも「花見団子」「桜葉くずもち」「さくら餅」など春の和菓子を豊富に販売しているので、この時期にしか味わえない商品を目当てにお店を訪ねてみてください!

 

 

鉢の木 七冨久

[住所] 群馬県高崎市赤坂町73

[電話番号] 027-322-6001

[営業時間] 9:00〜17:30(2021年3月15日現在短縮営業中)

[定休日] 水曜日

ホームページ

 

※記載内容は2021年3月に取材時のものです。最新の情報は店舗にお問い合わせください。

 

磯崎 舞のホリデースイーツ

毎月第1日曜日 10:00ごろ〜 ※2020年8月から時間が変更になりました

ラジオ高崎 おはようサンデー内で放送中

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